セミナー名 |
10のケースで学ぶIT技術用語とITビジネス法務 |
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概要 |
IT法務の分野では、ITを利用したビジネスの仕組みの合法性を検討する際や、トラブル対応をする際などに、ITに関する用語と概念がよく分からないという場面があるのではないでしょうか。 本セミナーでは、ITビジネス法務に関する10の事例をテーマに、理解すべきIT用語・概念を解説したうえで、検討すべき法規制や裁判例を紹介し、契約で注意すべき点やトラブルシュートの実務などを検討していきます。
<プログラム>午前の部 9:30~12:00
1. インターネット上の誹謗・中傷に対する対応
① IT用語:IPアドレス、プロバイダ、発信者など ② 削除請求と発信者情報開示請求
2. インターネットの基本と法務
① IT用語:URL、HTML、メタタグ、電子メールなど ② 無断リンク、メタタグの利用と商標権、電子契約法、電子メールと契約の成立
3. 電子契約と電子署名
① IT用語:ハッシュ関数、ハッシュ値、電子署名、電子証明書 ② クラウドによる電子契約サービス利用の際のポイント
4. Fin Techに関する法務
① IT用語:API、ブロックチェーンなど ② Fin Techと法的規制、銀行APIの解放、電子決済代行業
午後の部 13:30~16:30
5. AIを利用したサービスの基本と実務
① IT用語:機械学習、学習用データセット、学習済みモデル ② AIを利用したサービスの契約書レビューのポイント、開発契約レビューのポイント
6. Ad-techについての法務
① IT用語:Cookie、DSP、SSP、RTB、URLパラメータ、ウェブビーコンなど ② Cookieやビーコンでの情報提供は個人データの提供に当たるか。GDPRでは?
7. 個人情報の流通に関する新たな仕組み
① 用語:情報銀行、次世代医療基盤法(医療ビッグデータ法)、匿名加工情報 ② 新しい仕組みが必要なケースと、個別の契約で構築可能なケース
8. オープンソースソフトウェア(OSS)とライセンス契約
① IT用語:オープンソースソフトウェア、GPL、リバース・エンジニアリング ② OSSを利用した契約のポイント
9. クラウド利用契約
① IT用語:SOA、クラウド、オンプレミス、PaaS、IaaS、SaaS、SLAなど ② 契約書レビューのポイント
10. 情報セキュリティに関する法務
① IT用語:SQLインジェクション攻撃、ポートスキャン、ファイアーウォールほか ② セキュリティ対策の不備が債務不履行と認定されたケース
※後日ウェブ配信を予定しております。配信準備が整い次第、サイトアップいたします。
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開催日 |
2019年12月12日(木)
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開催時間 |
9:30~16:30 |
会場名 |
AP新橋 5F 「J」room |
会場所在地 |
〒 105-0004 ・JR「新橋」駅銀座口より徒歩1分
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講師名 |
■ 影島広泰 氏 (牛島総合法律事務所パートナー弁護士)
一橋大学法学部卒業。2003年弁護士登録、牛島総合法律事務所入所。約30万ダウンロードの人気iPhone/iPadアプリ「e六法」開発者。「法律家・法務担当者のためのIT技術用語辞典」(商事法務)ほか著書多数。日本経済新聞社2016年「企業法務・弁護士調査」情報管理部門の「企業が選ぶ弁護士ランキング」2位。
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受講料 |
◆午前・午後 38,500円(税込) |
定員(名) |
50名 |
主催・協力 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 / ビジネスロー・ジャーナル |
問い合わせ先 |
レクシスネクシス・ジャパン株式会社 |